フィリピンで出会った幼い年齢で薬物に走る少年R

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こんにちはYUKINOです。今日はちょうど一年前に出会った少年Rについて紹介していきたいとおもいます。実は、私は日本の謀私立大学で、経営学部を専攻していましたが、大学2年次にフィリピン・ドゥマゲテにあるSPEAという語学学校に行き、思考が180度がらりと変わりました。その、わけはフィリピンに行った時に感じた圧倒的な貧富の格差でした。

ある人は、道端で物乞いをしながら生活している。その一方で、豪華な金のネックレスを着け、良い服を着て海辺のレストランで食事をする人達。正直ギャップが激しすぎて、現実を受け入れられなかったです。そんな中私の頭には、「なぜフィリピンの格差はこんなにも酷いのか。」という疑問が産まれ、大学三年次には、自らフィリピン及び発展途上国の研究をしていて、卒業論文もこのことについて書きました。

フィリピンで薬物を使用している子供との対面

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彼と出会ったのは、ちょうど一年前の八月の中旬でした。ある友人Jの紹介で、暇なら夜飲みに行こうって誘われていたので、バーに行きました。今日は、Jのいとこを紹介するねって言われたので、いつものように自己紹介をした。少年はRで彼の友人も一緒に街に来ていた。彼らは、まだ若く15歳と16歳だった。私の住んでる町から、1時間半の場所に住んで居るとの事。

「何で、ドゥマゲテに来たの」と私が訪ねると、かれは英語が得意じゃないのか現地語で私の友人Jに応えて、友人Jが通訳をしてくれた。「従妹(私の友人J)がここに住んでるって聞いて、遊びに来たと言っていた。」その後に、友人Jが、「彼は、地元で薬をやって居る連中とつるんでいて、Jがこっちに来るように言ったそうだ。」きっとJは従妹の事を救いたかったんだと思う。

フィリピンではマリファナやドラックは違法?違法じゃない?

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フィリピンも日本と同様に薬やマリファナは違法ですが、薬物中毒の人は多くいます。ある日、友人とバイクに乗って家に帰る途中に道のど真ん中に寝っ転がっている人が居ました。彼の行動は明らかに普通では無かったので、彼も薬中だったと思います。そんなカオスな状況を何度も見ているので、そんな事では驚かないでが、正直15歳の少年が薬をやって居る事にはすごく驚きが隠せませんでした。

彼のお家は、経済的に困っていてお母さんは仕事で家に居ない。彼は、1人で暮らしているようなものと言って居ました。そのせいか、学校も休みがちになりしまいには、リタイアしてしまいました。(学校を自主的にストップすること)次第に悪い友達とつるむことが多くなり、薬に手を出してしまったと彼は言って居ました。(フィリピンでは、日本みたいに学校に給食が無いので、そのお金や教科書のお金で困り学校を途中で辞めてしまう子が沢山います。)少年いわく、お金がないことが辛くて、薬をやれば忘れられるからやってしまったと言っていました。

寂しさや、貧困がゆえにお腹を満たすために、薬物をする人もいるとのこと。現に私が、セブのスラムに行った際に、貧困で苦しんで居る人達は、食料を買うよりも薬を使う方が安いという理由で、子供の頃から薬物を恒常的に取っている人も少なくないそうです。「食料を買うより、薬の方が長持ちしてお腹が空かない」って言われた時は、これが現実なのかと考えさせられました。

ですが、彼はその環境から抜け出そうと頑張って居ましたが、フィリピンでは生まれた環境の中でしか生きられないので、難しいと言って居ました。何も出来はしませんでしたが、心がぎゅーっと苦しくなりました。彼を見ていると、若い頃の自分の姿と重なり、私もこうなって居たかもしれないなと、思いました。

フィリピンの貧富の格差

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フィリピンの貧富の格差で何が行けないかと言うと、根源はお金が無い事なんですが、それよりも、お金が無い事によって可能性の差が歴然としていることが行けないのではないのではと思います。世界の貧困問題については、私がどうこう言える問題ではないですが、実際にフィリピンであった少年が、貧困が理由で社会から逃れるためにドラックに走ってしまうのは凄く悲しいと強く感じたのと、何も出来ない自分がみじめになりました。

自分がやれることをすればいい

自分がやれることをすればいい画像

どうして、今回私がこの記事を書いたかと言うと、こういう現実が、実際世界にはゴロゴロ転がっているという事を皆さんに、伝えて考えて欲しかったからです。日本に住んでいれば、物乞いをする人を見る事も無いし、こういう現実ってベールに包まれています。なので、私が出来る事は、このブログという場所を通して、体験した事を書く事・事実を伝える事で、何かを起こしてくれる人や行動をしてくれる人を増やせるのではないかと思って書きました。

正直言って、少年に出会った時は本や映画で見たようなシチュエーションの子が目の前に居る。私は、開発途上国の貧困問題を研究してきたのに、何も出来ないじゃないかと実感しました。今もまだまだ未熟ですが、当時はパッパラパーだったので、何も解決策を少年に提示してあげる事ができなかった自分にただただ後悔しています。

少年が最後に伝えてくれたのは

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彼に会ったのは一回きりで、その後の生活状況などは分かりませんが、彼が最後に「もっと英語を勉強していろんな人と話せるようになりたい」と言ってくれた時には、私が何かを出来たわけではないけれど、少しずつ彼なりに一生懸命社会に適応していこうとしてるんだなと感じました。

日本の教育制度の充実

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貧困問題については、問題が大きすぎるので私は何も言えませんが、フィリピンと日本を比べるのはあまり良くないですが、日本では当たり前のように小学校に行けて大半の人が卒業をして中学高校と進学していきますが、その当たり前にある学校教育がいかに凄い事かを思い知らされました。日本中どこに居ても一定の教育を受けられるがどんなに有り難い事かを感じました。

最後に

最後に画像

正直この記事については、書くかどうか迷いました。しかし、フィリピンで感じたリアルを残していきたかったのと、少しでも多くの人にフィリピンの闇の部分についても知って貰いたかったです。セブやマニラは、今観光地として有名になって来ていますが、観光だけではなくもっとフィリピンの文化や現実問題についても多くの人に知って貰いたくて書きました。

賛否両論の意見があると思いますが、「あ、こんな考えするひともいるんだ」と優しく受け止めていただけたら幸いです。

YUKINO

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ABOUTこの記事をかいた人

20でフィリピンへ。その時から少しずつ私の歯車は壊れて行った。バックパッカーとしてアジアを周り、様々な事を見て来ました。海外で感じた事を少しずつシェアしていきます。